GYポンプ
内装リフォーム工事中、壁紙施工時の表面の浮きを直す場合、一般的なサイズの注射器に糊を入れて内部に注入し、膨らみを修正します。
しかし、大きく浮きがある時は大量の糊を使うため注射器1本に収まる糊の量では足りず、何度か糊を補充しなければなりません
また高所作業中での糊の再補充もとても煩わしく、できれば避けたい動作です

そういった場面を改善するために、自身で工夫してスプレーボトルに糊を入れ注入するような工具を使っている方がいました。
しかし、糊の内容量問題は解決していますがいざ作業となると本体が壁に当たってしまい、針を壁に沿ってうまく注入することもできず、またポンピング動作中の本体の揺れにより、針穴が次第に大きくなっていくと言う欠点がありました。

そこで私たちは針にホースをつけ、先端を延長するというアイデアを思いつきました
ホースを媒介することによって本体の揺れが針先に伝わってしまう問題は見事に解決できましたし、手が入るのがやっとのような狭い場所にも楽に差し込めるようになりました
また利き手に関係なく注入動作ができるので、天井作業などで疲れた腕を交代させて作業することも可能です
この製品にも3Dプリント製の部品を採用し、針の収納や脚立・足場などへのフィットなど随時改善しています